寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
12月に入り、朝の冷え込みも一段と厳しくなり、暖機運転が必要になってきました。
この時期に良くある故障があるんです!
それがサーモスタットの故障による水温トラブルです。
なかなかエンジンが温まらず暖房が効くまで時間が掛かるなんて症状は出てないですか?
エンジンを始動すると、エンジン内にて冷却水が循環して、80度ぐらいでサーモスタット開弁温度となり、エンジン内で温められた冷却水(100℃位)がラジエターで冷却され(90℃位)エンジンに戻ります。
このサーモスタット閉じっぱなしになると冷却水がラジエターまで回らない為、オーバーヒートの原因となります。
今回の症状は、開きっぱなしの症状なのでオーバーヒートの可能性は低いですが、逆にオーバークールの原因になってしまいます。
オーバークールでの不具合に、暖房が効きにくい・燃料が常に濃い目に噴射されるのでカーボンなどのスラッジがたまりやすい・適正なクリアランスが保てないので、ピストンリングなどの磨耗・エンジンの吹け上がりが悪いなどなど。
すぐに止まってしまうような故障ではないので放置しがちですが、デメリットは計り知れないので早めの交換が必要です!
部品代で2,000円から3,000円交換工賃3,000円~冷却水交換or補充で対応可能です!
LLCの交換をあわせても一万円行かないぐらいの修理ですので、気になる方は早めの交換をオススメします!